ジョシュアVSモリーナ 記者会見で火花「粉砕する」「KOしかない」
王者アンソニー・ジョシュア(27=英国)がエリック・モリーナ(34=米国)の挑戦を受けるプロボクシングのIBF世界ヘビー級タイトルマッチは5日、会場となる英国のマンチェスターで両選手の記者会見が行われた。
10日(日本時間11日)の対戦を控え、全勝王者のジョシュアはまず次のように語った。「モリーナのタイトルを奪取したいという夢を打ち砕きたい。ただ、力のある選手であることはワイルダー戦で証明済み。見下すことはないが、ボクシングはゲームじゃない。圧倒して見せるさ。試合は初回で終わるかもしれないし、最終回まで行くかもしれない。それは気にしないね。とにかく、相手を粉砕する必要がある」。
2度目の防衛を確信するジョシュアだが、モリーナも強気だ。「自分が勝つにはノックアウトしかない。ポイントを取るボクシングなんてするつもりはないよ。ジョシュアをキャンバスに送り込んでベルトを手に入れるのさ。彼をノックアウトするだけのものを自分は持っていると思う。パンチ力には自信があるんだ。チャンピオンになる。それが自分にとって究極のゴールさ」。
この一戦をクリアすれば、来年4月にウラジミール・クリチコとのビッグマッチが待っているジョシュア。一方、モリーナは自身2度目の世界戦で「究極のゴール」を達成したいところだ。
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