18歳中谷 わずか100秒でKO!東日本新人王MVPに選出
東日本新人王トーナメント決勝戦フライ級5回戦 ( 2016年11月13日 後楽園ホール )
プロボクシングの第73回東日本新人王トーナメント決勝戦は13日、10試合が行われ、不戦勝の2階級を含む12選手が西軍代表と対戦する全日本新人王決定戦(12月23日、後楽園ホール)へ進出した。最優秀選手はわずか100秒でTKO勝ちしたフライ級の中谷潤人(18=M・T)。技能賞はライト級の石井龍輝(19=船橋ドラゴン)、敢闘賞にはスーパーライト級の大野俊人(20=石川ジム立川)が選ばれた。
中谷が13歳年上の山田を左のワンパンチでKOし、MVPに輝いた。13歳でボクシングを始め、中2、3とU―15全国大会を連覇。中学卒業後に米ロサンゼルスへ約1年間留学し、畑山隆則らを育てたルディ・エルナンデス・トレーナーの下、スパーリング漬けの生活を送って実力を磨いた。昨年4月のプロデビューから、8連勝(7KO)の恐るべき18歳は「最初のタイトルをすっきりした形で獲れてうれしい。偉そうな言い方かもしれないけど、通過点です」と言い切った。
続きを表示