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村田“使える”左ボディーで弱点突く「いい試合見せられるはず」

[ 2016年7月24日 05:30 ]

ミドル級ノンタイトル戦10回戦 WBC4位・村田諒太―ジョージ・タドニッパ

(7月23日 米ネバダ州ラスベガス)
 ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(30=帝拳)が22日、試合会場でプロ11戦目の前日計量に臨み、契約体重より400グラム軽い73.0キロでパスした。73.2キロのタドニッパとガッチリと握手。「(相手は)もっとゴツいと想像していたけど、思っていたより小さかった。体調もいいので、いい試合が見せられると思う」と話した。

 5月の10戦目では武器の右ストレートを警戒されていたとあり、課題の左の強化に取り組んできた。「倒すパンチは(左右)両方欲しい」という中で手応えを得たのがボディーだ。「左ボディーなら当たれば効くと思うし、間違いなく使える」。映像を見てタドニッパは「ボディーが弱そう」と分析し、「返しの左ボディーがキーポイントになる」と予想した。

 昨年11月のラスベガスデビュー戦は消化不良の判定勝ち。2度目では、世界挑戦にふさわしい勝ち方が求められる。「世界戦は自分ではどうすることもできない。だからこそリングでベストを尽くす」と誓った。

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2016年7月24日のニュース