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井岡 3度目防衛へ自信満々「負ける気がしない」

[ 2016年7月18日 11:58 ]

ファイティングポーズをとるキービン・ララ(左)と井岡一翔

WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者・井岡一翔―同級6位キービン・ララ

(エディオンアリーナ大阪)
 3度目の防衛を目指す井岡一翔は挑戦者のキービン・ララに身長で3・4センチ、リーチで2センチと上回った。井岡は体格で優るだけでなく、「全てにおいて負ける気がしない。余計な色気を出さずに着実にやっていけば勝てる。距離や左のパンチとか、しっかりと組み立ててデータの分も生かしていきたい」と3度目の防衛へ自信に満ちた口ぶりだった。そして、「(ララは)12回は立ってられないと思う」と堂々のKO宣言だ。

 試合3日前の変則なスケジュールにも動じない。18日に西日本新人王準決勝が尼崎市内で行われるため、通常なら2日前の予備検診が1日前倒しとなった。試合の3日前は普段はオフ。ルーティンを大事にする井岡らしく、「練習はやりません。試合へ向けてひとつひとつミッションじゃないが、こなしていく。いつも通りですね」と検診後は休養に充てた。

 井岡一法会長は若い挑戦者との一戦について「(相手は)公開練習では手の内を隠していた。激しく気を抜かずにやりたい。左で組み立てて中盤から後半が勝負でしょう」と警戒した。井岡はきょう18日はいつも通りにルーティンを守って練習をこなす。「連続KO防衛を期待されているので全力を尽くしたい」と圧巻のKO劇を見せるつもりだ。

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2016年7月18日のニュース