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井岡「気合入れて頑張る」7月20日V3戦へ、白浜合宿スタート

[ 2016年6月15日 18:11 ]

3度目の防衛戦に向けた合宿で、ロープで体を引っ張られミットをたたくWBAフライ級王者の井岡一翔(中央)

 世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)が15日、3度目の防衛戦(7月20日・エディオンアリーナ大阪)に向け、和歌山県白浜町で合宿を開始した。ランニング中心のメニューで下半身を鍛える方針で「気合を入れて頑張る」と力強く話した。

 砂浜を1時間近く走った後は、ロープで体を引っ張られた状態で黙々とミットをたたいた。「パンチの踏み込みが良くなる」と父の一法会長。孝行息子は「毎回メニューを考えてもらって結果が出ている。この合宿には助けられている」と全幅の信頼を口にした。

 昨年大みそかには、世界戦では5戦ぶりのKO勝利で存在感を示した。巧みな防御技術にも定評がある27歳の王者は「ボクシングって美しいなと思ってもらえるようにやっていく」と不敵に言った。

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2016年6月15日のニュース