×

京太郎祭り 8・2開催、熊本地震復興支援 40歳佐々木も参戦

[ 2016年6月15日 16:42 ]

8月2日の興行でメインを務める京太郎(中央)

 ボクシングの角海老宝石ジムは15日に都内で会見を開き、8月2日に新宿フェイスで「熊本地震チャリティ 2016京太郎祭り」を開催すると発表した。日本ヘビー級王者・藤本京太郎(角海老宝石)がメインを務め、前座ではヘビー級ボクサー4人によるKO賞金トーナメントを実施。40歳で現役復帰した元東洋太平洋スーパーライト、ウエルター級王者の佐々木基樹(帝拳)、元東洋太平洋スーパーバンタム級王者・小国以載(角海老宝石)も出場する。

 8回戦を戦う藤本の相手は未定だが、「ヒットマン」の異名を取るサモア人選手、アラパテ・アーサ(7勝4KO1敗1分け)との対戦が有力という。今後は地域タイトル挑戦を視野に入れており、「何とかKOしたい。今年、来年がターニングポイントになると思う。(日本ボクシングコミッションが認定する世界王座認定)団体が4つになったので、少しは世界挑戦のチャンスもあると思う」と話した。

 4回戦で行われるヘビー級賞金トーナメントには大谷広忠(角海老宝石)、リーゼント楠本(倉敷守安)、工藤啓太(八王子中屋)、ヒル・コーネリアス(金子)が出場。KO勝利が1回なら10万円、2回なら5万円、3回なら3万円、4回なら1万円の賞金が出る。8月2日は準決勝で、決勝は10月18日を予定。賞金の使い道を聞かれたコーネリアスと工藤は「奥さんに何か買ってあげたい」と口をそろえたが、独身の大谷は「自分を慰めます」と話して笑いを誘った。

 一方、佐々木は日本スーパーライト級8位の岡崎祐也(中内)と8回戦で対戦。勝てば日本ランキング復帰となるだけに「ライト級、スーパーライト級のみんなに(対戦の)声をかけたけど断られ続けた。ランキングに入れば試合が決まりやすい。こういう試合の方が燃える」と意気込んだ。また、年内の世界挑戦を計画する小国はスーパーバンタム級8回戦(相手未定)を予定しており、「これが世界前哨戦になればいい。(7月20日のIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦で)和気選手がグスマンに勝てば試合が決まりやすい」と語った。

続きを表示

2016年6月15日のニュース