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三浦撃破の王者・バルガス 流血激闘の末初防衛

[ 2016年6月6日 05:30 ]

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 フランシスコ・バルガス 引き分け オルランド・サリド

(6月4日 米カリフォルニア州カーソン)
 WBC世界スーパーフェザー級王者バルガスが昨年11月に三浦隆司(帝拳)から奪った王座を死守した。バルガスは初防衛。

 3回にバッティングで左まぶたをカットし、顔面を血で染めながら激しい打撃戦を展開。採点はジャッジ1人が115―113でバルガスを支持し、残り2人が114―114で引き分けたが、日米で昨年の年間最高試合に選出された三浦戦に続き、早くも今年の年間最高試合候補に挙げられる激闘となった。現在ランキング1位の三浦は試合を現地観戦し、年内にも再戦の可能性がある王者をリング上で祝福。バルガスは再戦について「いずれ話すことになるが、今は少し休みたい」と語るにとどめた。

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2016年6月6日のニュース