両者一発パス 王者・岡田「スッキリ勝つ」麻生「自分らしく」
ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦(19日、後楽園ホール)の前日計量が18日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、4度目の防衛を目指す岡田博喜(26=角海老宝石)はリミットいっぱいの63・5キロ、挑戦者の同級1位・麻生興一(30=三迫)は300グラム軽い63・2キロで一発パスした。
両者は14年7月に対戦し、この時は激戦の末に岡田が判定勝ちで王座の初防衛に成功している。岡田は約3週間前に胃腸炎を患ったことを明かし「2日ぐらい練習できなかった」と明かしたが、昨年のチャンピオンカーニバルでは敢闘賞だったこともあり「MVPを取るためにも今回はスッキリ勝たないと。MVPがモチベーションの一つでもある」と話した。
一方の麻生は角海老宝石ジム時代に岡田とプライベートでも仲が良かったそうで「やりづらい部分はある」。前回の岡田戦を「5回以降覚えていない。気がついたら控え室にいた」と振り返り、「ファイターの自分らしく戦う。覚えていないと反省もできないので、もっと冷静にやりたい」と抱負を語った。
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