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寿以輝 前日軽量一発クリアも…相手の遅刻に“イライラ”

[ 2016年3月27日 05:30 ]

前日計量をパスした辰吉寿以輝(右)と三瓶一樹

56・5キロ契約4回戦 辰吉寿以輝―三瓶一樹

(3月27日 東和薬品RACTABドーム)
 怒りのKO宣言や! “浪速のジョー2世”辰吉寿以輝が26日、大阪市内でデビュー4戦目の前日計量に臨み、リミットを200グラム下回る56・3キロで一発クリアした。

 予定時刻の20分前に会場入りし、なかなか現れない対戦相手にいらだちを募らせた。計量を終えなければ、飢えと渇きから解放されない。結局、三瓶は予定より15分遅れで到着してリミットの56・5キロで一発パスした。

 お茶、野菜スープとサンドイッチにありついた後も寿以輝の怒りは収まらない。「だいぶイラッときた。これをぶつけて倒しにいく。絶対KOで勝ちます」と拳を握りしめた。自分より10センチも高い1メートル78の長身選手との対戦にも「デカい方がやりやすい」と自信満々。勝てば4勝目で、6回戦出場可能なB級に昇格できる。C級“卒業”を派手に決める意気込みだ。

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2016年3月27日のニュース