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美女ボクサー“ゆうこりん”黒木優子が東京進出 芸能活動にも意欲

[ 2016年3月24日 14:38 ]

始球式登板が決まり、投球フォームを披露する高野人母美(左)とバットを構える黒木優子

 ボクシングのWBC女子世界ミニフライ級王者・黒木優子(24=YuKOフィットネス)が24日、東京都新宿区の協栄ジムで東京進出会見を開いた。故郷・福岡を拠点に活動しているが、今後は協栄ジムのプロモートで東京でも試合を増やす方針。

 愛くるしいルックスで「ボクシング界のゆうこりん」と呼ばれる黒木は「世界王者になってから東京で試合をしたことがないので、次はぜひ関東で試合がしたい。九州では知ってもらえているけど、もっと女子ボクシングを盛り上げていきたい」と抱負を語った。練習も公開し、ミット打ちでは得意とする左ストレートや「課題」という右のフックやボディーを披露した。

 趣味は料理(肉じゃがなど和食系)とお菓子づくりで、材料をかきまぜたり潰すことで「ストレスを発散してます」と黒木。地元ではテレビ出演などをこなす芸能活動の幅を広げることも希望しており、会見に同席したモデルボクサーの高野人母美(28=協栄)に「先輩、よろしくお願いします」とあいさつした。次戦は6月中旬~7月初旬に防衛戦が予定され、協栄ジムの金平桂一郎会長は「会場は後楽園ホールと思うが、サプライズがあるかも。女子にスポットが当たる興行にしたい」と含みを持たせた。

 一方、昨年11月に世界初挑戦に失敗した高野は黒木と同じ興行で、再起戦となる東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座の防衛戦を予定。27日のプロ野球ロッテ―日本ハム(QVC)で始球式を務めることも決まり「夢だったのでうれしい」とはしゃいだ。チャレンジ精神旺盛な高野らしく軟式野球チームにも入ったそうで、「まだ代打ですが、下半身を使う動きはボクシングにも生きると思います」と話した。

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2016年3月24日のニュース