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五輪ボクシング、規定緩和でプロ全面開放へ メイウェザーも復帰?

[ 2016年2月25日 11:23 ]

フロイド・メイウェザー (AP)

 国際ボクシング連盟(AIBA)は24日、AIBAが設立した独自のプロ団体(APB)以外の団体にも門戸を開放し、全てのプロ選手が五輪に参加できる案を検討していると発表した。

 AIBAの呉経国会長は「これは4年後ではなく今の話だ」と8月のリオデジャネイロ五輪までにこの案が承認される可能性があるとし、さらに「全てのベストのボクサーに五輪に来てもらいたい」と話した。

 近年AIBAはAPB所属のプロ選手への五輪参加を認めるなど、五輪の参加資格の規定を緩和していたが、過去に辛酸をなめた選手にとってこれは朗報。米国の一部メディアは、1996年のアトランタ五輪で銅メダルに終わったフロイド・メイウェザー(39=米国)が、金メダルを狙いに再び五輪のリングへ上がることも可能になったと煽っていた。

 しかし、既に予選が進んでいることから、多くのスター選手が五輪に出場するのは厳しい見通し。ましてや、メイウェザーは昨年9月の試合を最後に現役引退を表明しており、米国連盟幹部もトッププロの五輪参加は困難との見方を示している。

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2016年2月25日のニュース