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アルバレス 大差の判定で2階級制覇達成!コット下し新王者に

[ 2015年11月22日 15:35 ]

サウル・アルバレス(左)は左アッパーをミゲル・コットにヒットさせる (AP)

 プロボクシングのWBC世界ミドル級タイトルマッチ12回戦が21日(日本時間22日)、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテル&カジノ・イベンツセンターで行われ、サウル・アルバレス(25=メキシコ)が前王者のミゲル・コット(35=プエルトリコ)を3―0の判定で下し、新王者となった。

 試合は中盤からアルバレスがペースをつかみ、コットも出入りを繰り返すアウトボクシングでこれに対抗。しかし、リングサイドのジャッジは117―111、119―109、118―110と接近戦でのアルバレスの有効打を支持した。

 すでにスーパーウエルター級のタイトルを獲得しているアルバレスは、これで2階級制覇を達成。戦績は48戦46勝1敗1分となった。一方、スーパーライト級からミドル級まで4階級を制覇しているコットは45戦40勝5敗。なお、この試合はタイトルマッチの承認料を支払わなかったためにコットの王座がはく奪され、アルバレスが勝利した場合のみ、王者として認定されることになっていた。

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