最速王者・田中、大みそかに初防衛戦「すっきり終わらせたい」
ボクシングの畑中ジムは10日、ことし5月に日本選手最速のプロ5戦目で世界王座に就いた世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王者の田中恒成が初防衛戦として12月31日に愛知県体育館で同級4位のビック・サルダール(フィリピン)と戦うと発表した。
名古屋市内で記者会見した田中はKO勝ちをテーマに挙げ「パワー強化してきた。ことし最後の試合をすっきり終わらせたい」と力強く宣言。先週末には毎試合応援に駆けつけてくれた祖父の健裕さんが亡くなったといい、「リングに上がって自分の思いを表現したい」と健闘を誓った。
中京大2年で20歳の田中はインターハイなどを制し、2013年11月にプロデビュー。ここまで5戦全勝(2KO)。25歳のサルダールは12戦11勝(9KO)1敗。
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