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メイウェザー9月に“現役最終戦”対戦相手はここ6戦3敗

[ 2015年8月5日 14:44 ]

次戦を9月に行うことが決まったメイウェザー(AP)

 ボクシングのWBA、WBCウエルター級王者、フロイド・メイウェザー(38=米国)は4日、現役最後の試合になると見られている9月12日の次戦の相手に、WBC同級元王者のアンドレ・ベルト(31=米国)を指名した。ケーブルテレビ局のショータイムと結んだ6試合契約の最後の一戦で、勝てば1956年に引退した元ヘビー級王者、ロッキー・マルシアノ(米国)に並ぶ49戦全勝でのフィナーレ。不敗の王者は「自分はいつも最高の試合をしてきた。次も同じ。相手は自分より若くてハングリー精神も持ち合わせているが、連勝は49にするつもりだ」と自信たっぷりに語った。

 ベルトはハイチの代表としてアテネ五輪に出場。プロ転向後は30勝(23KO)3敗という好成績を残している。しかしここ6戦では3敗を喫し、しかも連敗中。それでも「48人のファイターが勝てなかったことには何の興味もない。何人かはKOされたんだろうが、自分はそうはならない」と強気の姿勢を示した。

 なおペイパービュー(有料放送)の料金は、総額2億2000万ドル(約273億円)を稼いだマニー・パッキャオ戦(5月2日)では99ドル95セント(約1万2400円)だったが今回は74ドル95セント(約9300円)になる見込み。現在5連勝中で31勝(19KO)3敗のアミール・カーン(28=英国)を対戦相手に選ばなかったことで、メイウェザーの“引退試合”はパッキャオ戦ほどの人気は集めないと予想されている。

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2015年8月5日のニュース