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2度ダウンの小野 中盤追いつめるも経験の足りなさ悔やむ

[ 2014年5月7日 21:19 ]

<IBFミニマム級タイトルマッチ 高山勝成・小野心>10R、小野(右)からダウンを奪う高山

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 ●同級10位・小野心 判定 王者・高山勝成○

(5月7日 ボディメーカーコロシアム)
 挑戦者の小野は終盤に2度のダウンを喫し、力尽きた。「距離はつかめていたが、後半相手がうまくリズムをつかんでやられた。経験が足りなかった」と唇をかんだ。

 10回に体がロープに引っかかり、無防備な状態でパンチを食らってダウンしたのが痛かった。「レフェリーが止めてくれると思ったが、止めるまでは気を抜いちゃ駄目。自分が悪い」と反省。それでも中盤までストレートやジャブで王者を追い詰めた。

 初めて挑んだ世界戦が終わり「12ラウンドまで闘えて経験になった。次チャンスがあれば頑張りたい」と前向きに話した。

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