井上弟・拓真は世界ランカー確実に　兄超え２戦目で決めた

世界ランク入り当確！７回サックリンＪｒ（左）に右ストレートを見舞う井上拓真

プロボクシング８回戦 井上拓真　３―０判定　ファーラン・サックリンＪｒ

（4月6日 東京・大田区総合体育館）
　井上の弟で日本ミニマム級７位の拓真（１８＝大橋）が世界ランク入りを確実にした。

　ライトフライ級でＷＢＡ４位、ＷＢＣ５位にランクされるファーラン・サックリンＪｒ（タイ）との８回戦に３―０で判定勝ち。「ボディーが効いてたので倒したかった。ほとんどのパンチが単発だった」と課題を挙げながらも、興行のメーンで世界王者となった兄へ「いいバトンをつなげた」と満足そうだった。兄がプロ４戦目で果たした世界ランカーを２戦目で達成。早期のタイトル挑戦も期待され、「１つでも兄の（最速）記録を抜きたい」と抱負を述べた。