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JBC 亀田大毅側を聴取 王座保持を試合前に把握

[ 2013年12月10日 13:24 ]

判定でソリスに敗れ、観客に手を合わせる亀田大毅

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級王者の亀田大毅(亀田)が世界統一戦で判定負けしながら王座にとどまった異例の事態で、試合を主管した日本ボクシングコミッション(JBC)が亀田関係者から事情を聴くことが10日分かった。

 9日の倫理委員会で決めた。JBCは亀田側が試合前から結果にかかわらず王座を保持すると分かっていたことを問題視し、処分も検討する。

 3日の試合では世界ボクシング協会(WBA)王者だったリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が前日計量で体重超過により失格した。両陣営とIBF、WBAによる2日のルールミーティング後にIBFは亀田大が敗れた場合に両王座とも空位となるとしたが、試合後に前言を翻して王座を保持すると発表した。JBCが困惑する一方で、亀田陣営が「試合前から知っていた」と主張した。

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2013年12月10日のニュース