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棚橋、オカダと死闘ドロー…掟破りのレインメーカー

[ 2013年8月11日 00:14 ]

 新日本プロレスの真夏の祭典「G1 CLIMAX」第8日は10日、東京・両国国技館で行われ、前年覇者でIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(25)とエース・棚橋弘至(36)の頂上対決は両者譲らず、30分時間切れ引き分け。ともに勝ち点9とし、優勝決定戦進出へ望みをつないだ。

 ドラゴンスクリュー、テキサス四つ葉固めと執拗にオカダの左膝を攻め、果ては掟破りのレインメーカーまで繰り出した棚橋に対し、オカダは痛めた膝でハイフライフローを必死に防御。エースVS王者の死闘は、オカダのレインメーカーが空を切った瞬間に試合終了のゴングが鳴った。

  激闘を終えた棚橋はインタビュースペースの床に崩れ落ちるように座り込み、「こんだけ戦って勝ち点1はきつい」と本音。それでも「俺はオカダにもう負けない。?みついてでもひっかいてでも、もう負けない。それが俺のエースとしての意地です」と力強く言い放ち、「優勝したい」とあらためて宣言した。11日の最終日は、勝ち点10の柴田勝頼(33)との対決に臨む。

 それに対し、オカダは試合後マネジャーの外道(44)に「勝てませんでした」と謝罪。最終日はすでに敗退が決まった小島聡(42)と対戦する。Aブロックは柴田のほか、真壁刀義(40)、デイビーボーイ・スミスJr(27)の3人が勝ち点10でトップに並んでいる。

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2013年8月11日のニュース