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内藤、崖っ縁で生き残った「中邑、棚橋、オカダ、待っとけよ」

[ 2013年8月11日 00:15 ]

 新日本プロレスの真夏の祭典「G1 CLIMAX」第8日は10日、東京・両国国技館で行われ、Bブロックは右膝前十字靭帯断裂から6月に復帰した内藤哲也(31)が中邑真輔(33)を14分50秒、スターダストプレスからのエビ固めで下し、11日の優勝決定戦進出に望みをつないだ。

 中邑のキックの嵐を耐え切り、ボマイエをかわして勝機をつかむと、原爆固め、飛龍原爆固め、グロリアと必殺技のフルコース。最後はスターダストプレスで勝負を決め、勝ち点を8に積み上げた。

 崖っ縁で生き残り、「ギリギリか。俺の置かれてる状況は分かってる。今年しかないのも分かってる」と絞り出すように話した内藤。「中邑、棚橋、オカダ、待っとけよ。このG1を機に俺が一気に突き抜けてやる。一気に主役に躍り出る。新日本プロレスの主役は俺だ」と初優勝を宣言した。

 Bブロックは中邑と鈴木みのる(45)、カール・アンダーソン(33)が勝ち点10でトップ。内藤ら4人が同8で追い、11日の最終戦を前に7選手が優勝決定戦進出の可能性を残すという大混戦となっている。

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2013年8月11日のニュース