井岡 3階級制覇に挑戦へ!V2戦クリアで年内にも
プロボクシングのWBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(24=井岡)が年内に3階級制覇に挑戦する可能性が出てきた。16日、ジムの会長でもある父・一法氏(46)が9月に予定するV2戦をクリアすれば、フライ級進出も視野に入れることを示唆した。
井岡はこの日、ジムの同僚でWBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(24)らと和歌山・白浜での強化合宿を開始した。一法会長は宮崎について「(V2戦に)勝てば次は2階級制覇を狙わせる」とライトフライ級転向の可能性を明言。宮崎がWBAで2階級挑戦となれば、同門との対決を避けるため井岡が階級を上げることになる。
井岡はこの日、砂浜で14キロの長距離走、ダッシュなどで汗を流した。パンチ力強化のためにタコつぼ50個がくくりつけられた約250メートルのロープを船上から引き上げる特訓を検討中。井岡は中学、高校時代に祖父の出身地、山口県で体験しており、一法会長も「腹筋や背筋に握力も鍛えられる」と効果を強調した。さらなる挑戦に向け、王者は「水分補給や食事に気をつけて、しっかり調整していきたい」と意気込みを示した。
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