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あくまでも打倒五十嵐 八重樫、2階級制覇は「こだわりない」

[ 2013年4月1日 17:59 ]

WBCフライ級タイトル戦に向け、公開練習する挑戦者の八重樫東

 ボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチ(8日・両国国技館)でチャンピオンの五十嵐俊幸(帝拳)に挑む30歳のミニマム級元世界王者、八重樫東(大橋)が1日、横浜市内の所属ジムで報道陣に練習を公開し「今のところ、けがもなくしっかり調整できている。順調です」と語った。

 昨年6月のミニマム級王座統一戦で井岡一翔(井岡)に敗れて以来となる世界戦には2階級制覇が懸かる。八重樫は「そこまでこだわるつもりはない。あくまで五十嵐選手に勝つことが一番大事」と必勝を期した。

 約200ラウンドの本格的なスパーリングを既に打ち上げており、この日は2ラウンドで軽めにパンチを繰り出す程度だった。見守った五十嵐陣営の浜田剛史・帝拳プロモーション代表は「手の内を隠したわけじゃなく、調整段階ということじゃないか」と語った。

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2013年4月1日のニュース