井岡いけるぞ９８秒以内ＫＯ　仮想ロドリゲスを圧倒

公開スパーでパンチを打ち込む井岡（右）

ＷＢＡ世界ライトフライ級王座決定戦 同級２位　井岡一翔ＶＳ同級５位　ホセ・ロドリゲス

（12月31日 大阪・ボディメーカーコロシアム）
　井岡一翔が１７日、大阪市内のジムで練習を公開。左ジャブを起点に多彩なコンビネーションを出し、同門でスーパーフライ級の石田匠、仮想ロドリゲスとしてメキシコから招へいした元世界ランカーのホブ・ソラーノを圧倒。「超攻撃的なボクシングをしたい。自分のスタイルで強さを証明したい」と自信を見せた。

　減量のために体力、集中力を削られたミニマム級とは違い、練習にもゆとりが感じられる。試合まで残り２週間のこの日、体重はリミット（４８・９キロ）まであと４キロ。「そんなに早く落とさなくていいから、まだ今週も追い込める。練習がキツいのは同じでも元気はあります」。プランどおりに自身を鍛え上げ、昨年大みそかの９８秒ＴＫＯをしのぐ完勝を誓った。