挑戦者は眼中になし?亀田興毅 地元大阪で「最高の試合を」
プロボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチ(12月4日・ボディメーカーコロシアム)で、5度目の防衛を目指す王者の亀田興毅(亀田)が21日、東京都内で練習を公開し「コンディションはいつも通りいい感じ。あとは試合でやるだけ」と余裕を漂わせた。
17日で26歳になった亀田興は、同級1位のウーゴ・ルイス(メキシコ)と対戦する。昨年12月以来、1年ぶりとなる地元大阪での一戦に「俺が一番大好きな大阪で、最高の試合をしたい」と気合を込めた。
ルイスを想定した練習を積んできており、この日はミット打ちなど軽めのメニューをこなした。32戦31勝(28KO)1敗で高いKO率を誇る強敵に「背が高くて、パンチもそれなりにある」と分析しつつも「あまり意識したことはない」と強気な姿勢は崩さなかった。
ことし3月に結婚し、9月に第1子の長男が誕生した。「節目の年だから、最高の試合をして一年を締めくくりたい」と、真剣な表情で意気込みを語った。
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