西岡　進退について明言せず「もう少し考える」

米国で行われたボクシングの世界スーパーバンタム級王座統一戦に敗れ、帰国した西岡利晃

　世界スーパーバンタム級王座統一戦に敗れたＷＢＣ同級名誉王者の西岡利晃（３６＝帝拳）が１６日、羽田空港着の航空機で帰国し「最高の舞台だった。こんなに大きな試合ができて幸せ」と心境を語った。

　ノニト・ドネア（フィリピン）との大一番は９回ＴＫＯで決着。右目は充血していたが、顔に目立った傷はなく「やるべきことは全てやった。それよりもドネアが強かった」と時折笑みを浮かべながら振り返った。進退については「もう少し考えて、自分の口から言いたい」とこの日も明言しなかった。