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ミドル級五輪代表の村田 合同練習でプロ圧倒

[ 2012年7月4日 18:52 ]

 アマチュアボクシング男子のロンドン五輪日本代表が4日、東京都新宿区の帝拳ジムでプロと合同練習を行い、昨年の世界選手権ミドル級銀メダルの村田諒太(東洋大職)が自分より重い階級の選手をスパーリングで圧倒した。実戦さながらの3ラウンドに「重量級は練習相手も限られる。プロが相手になってくれるのは本当にありがたい」と感謝した。

 フライ級の須佐勝明、バンタム級の清水聡、ウエルター級の鈴木康弘(以上自衛隊)を加えた代表4人全員が参加した。清水は、元スーパーバンタム級世界王者の下田昭文と打ち合い「下田さんとは何度もやっているが、今日は足も使えて一番パンチをもらわなかった」と手応えを話した。

 ロンドン五輪後の引退を決意している須佐は「プロとの練習は刺激になる。メダルを取って集大成としたい」と意気込み、鈴木は「胸を借りられて、うれしかった。自信をつけて五輪で頑張りたい」と話した。

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2012年7月4日のニュース