アルバレス　大差判定でＶ４！モズリーとの１９歳差対決制した

　プロボクシングのＷＢＣ世界スーパーウエルター級タイトルマッチが５日（日本時間６日）、米ラスベガスのＭＧＭグランドホテルで行われ、同級王者サウル・アルバレス（２１＝メキシコ）が最大１０点差をつける３―０の判定で、元３階級制覇王者シェーン・モズリー（４０＝米国）を下し、４度目の防衛に成功した。

　王者はモズリーの高速パンチに対し、ガードを固めて冷静に対応。３回にバッティングで左目上をカットするアクシデントに見舞われたが、接近戦から左アッパー、右フック、左ボディーなど鮮やかなコンビネーションを決めて世界戦２３度の経験を持つ４０歳の元王者を封じた。

　両者の戦績はアルバレスが通算４０勝２９ＫＯ１分け、モズリーは４６勝３９ＫＯ８敗１分け１無効試合となった。