2年ぶり世界挑戦実らず…木村はスーパー王者に判定負け
世界ボクシング協会(WBA)フェザー級タイトルマッチ12回戦は5日、シンガポールで行われ、挑戦者で同級14位の木村章司(花形)は同級スーパーチャンピオンのクリス・ジョン(インドネシア)に0―3の判定で敗れた。
国内ジムに所属する日本男子選手の海外世界挑戦は、35戦連続で失敗となった。ジョンは16度目の防衛を果たした。
34歳の木村は2年ぶり2度目の世界挑戦だったが、一方的な内容で判定に大差がついた。7回に相手をぐらつかせる場面もあったが「あそこで決めないといけない。全く隙がなかったし、僕の力が足りなかった」と潔く完敗を認めた。鼻骨骨折の疑いもあり、試合後は病院へ向かった。
戦績は木村が31戦24勝(9KO)5敗2分け、32歳のジョンは49戦47勝(22KO)2分け。
▼木村章司の話 クリス・ジョンは強かった。全く衰えていなかった。思ったより崩れなかったので、何もできなかった。全く隙がなかったし、僕の力が足りなかった。(共同)
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