石田順裕 判定負け タイトル奪取成らず
世界ボクシング機構(WBO)ミドル級タイトルマッチ12回戦は1日、モスクワで行われ、世界ボクシング協会(WBA)スーパーウエルター級元暫定チャンピオンの挑戦者、石田順裕は王者ドミトリー・ピロク(ロシア)に0―3の判定で敗れ、王座奪取を逃した。
WBOは世界王座を認定する主要4団体の一つで、日本ボクシングコミッション(JBC)未公認タイトル。36歳の石田はJBCに引退届を提出して挑んだが、無敗を誇る31歳の王者に屈した。
日本選手がWBO王座を獲得した例はなく、同じJBC未公認の国際ボクシング連盟(IBF)では1984年に新垣諭がバンタム級王者となっている。(共同)
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