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興毅 左手中指骨折か…今夏予定のアルセ戦へ影響必至

[ 2012年4月6日 06:00 ]

防衛戦から一夜明け腫れあがった亀田興毅の左手

 4日のマナカネ戦で4度目の防衛に成功したプロボクシングのWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(25=亀田)が5日、東京都内の病院で検査を受け、左第3中指骨に骨折の疑いがあり、全治まで1カ月と診断された。興毅は4日の試合後、2回に左ストレートを放った際に相手の頭にパンチが当たり左拳を痛めたことを明かしていた。

 この日の会見で、興毅の左拳は赤く腫れていた。自身は骨には問題ないことを強調していたが、その後の検査で骨折の可能性が高まった。亀田ジムの関係者によれば、興毅は3度目の防衛戦を前にした昨年10月にも右拳を骨折し、全治1カ月と診断されていた。

 陣営は世界5階級制覇でWBO世界バンタム級王者ホルヘ・アルセ(32=メキシコ)と今夏の統一戦開催を目指して交渉を進めている。次戦は8月に予定しており福岡、大阪、東京での開催を視野に調整を進めていくが、完治するまでの1カ月間は、左拳を使わない練習を余儀なくされる。調整プランに少なからず影響を及ぼすことは間違いない。

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