王者・井岡が練習公開「「自信を持ってリングに上がれる」
世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級タイトルマッチ(31日・大阪府立体育会館)に臨むチャンピオンの井岡一翔(井岡)とヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)が26日、大阪市内で練習を公開し、井岡は「順調にきている。あとは気を抜かずに体調を整えるだけ」と好調ぶりをアピールした。
22歳の井岡は、ジムの同僚で東洋太平洋ライトフライ級チャンピオンの宮崎亮と2ラウンドの軽めのスパーリングを行うなど、約40分の練習を公開。リング上では多彩な打ち分けを披露し「幅広いボクシングを展開できればいい」と狙いを語った。
早い段階から取り組んできた減量も順調で、リミットの47・6キロまで約1キロを残すのみ。「自信を持ってリングに上がれると思う」と余裕を漂わせた。
挑戦者で21歳のヨードグンはミット打ちなど軽めの内容で汗を流した。力強いパンチを繰り出し「状態は徐々に上がってきている。完璧に近い」と自信をみなぎらせた。
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