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和毅KO勝ち!来年、海外で世界王座獲得だ!

[ 2011年12月8日 06:00 ]

ガルシアにパンチを見舞う亀田和毅

「亀田祭り」ノンタイトル10回戦 亀田和毅(亀田)―エドゥアルド・ガルシア(メキシコ)

(12月7日 大阪府立体育会館)
 7回1分23秒、KO勝利を飾った和毅はリングで「来年は絶対に世界チャンピオンになるんで応援よろしくお願いします」と宣言した。

 1回から左ボディーを打ち込んでペースをつかんだ。4回以降はロープ、コーナー際へ追い込むシーンが増えた。7回に左右のフックを連打すると、ダメージが蓄積していた相手は倒れ込んだ。

 11月下旬、次男・大毅が患っていた結膜炎に伝染。かゆみで睡眠不足になり調整終盤で練習メニューに狂いが生じた。それを言い訳にはしたくないと公式行事では常にサングラスをかけていた。

 控室では世界王者への夢をふくらませた。「プロになって3年になるし、20歳になったし、キャリアは22戦になる」と機が熟したことを強調。「場所はどこでもいい。海外で獲るんもエエんちゃう。難しいことをやった方がいい」と海外での世界王座獲得をぶち上げた。92年にメキシコで平仲明信がWBAジュニアウエルター級王座を獲得して以来の偉業を達成すれば3兄弟の中でも存在感はNo・1となる。

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2011年12月8日のニュース