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名城 王者の技巧に屈する…進退は「休んでから考えたい」

[ 2011年11月4日 20:49 ]

スリヤン・ソールンビサイ(左)に判定で敗れた挑戦者の名城信男

WBCスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 名城信男0-3スリヤン・ソールンビサイ

(11月4日 バンコクの国立競技場体育館)
 序盤から手数を出した名城の積極性は、敵地の審判には評価されなかった。下がりながらも的確にパンチを打ち込む王者の技巧に太刀打ちできず「相手がうまかった」と実力差を認めた。

 4回終了後に公開されたポイントで既に大差がついていた。中盤からは強引に倒しにいったが、打ち合う気のない相手に引き足でかわされ「修正がうまくいかなかった。倒せなくて残念」と悔しがった。

 洪水被害に揺れるタイにまで乗り込んだが、世界王座返り咲きへの挑戦はことし2月に続き、またも実らなかった。今後の進退については「休んでから考えたい」と言葉を濁した。(共同)

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2011年11月4日のニュース