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王者・粟生身長4センチ上回る「やりやすいと思う」

[ 2011年11月4日 06:00 ]

予備検診を受ける粟生(左)とボスキエロ

 プロボクシングのWBC世界フェザー級タイトルマッチ(6日・代々木第二体育館)予備検診が3日、都内のホテルで行われ、王者・粟生隆寛(27=帝拳)はデビス・ボスキエロ(30=イタリア)と初対面し、身長で4センチ上回ると「少し小さいと思ったけどタイベルトと変わらない。やりやすいと思う」と昨年11月に王座奪取した相手と重ね合わせ自信を示した。

 世界戦初のメーンを務める大一番はド派手なトランクスでリングに上がる。「初めてメーンをやった時もピンク」だったが今回は柄を入れて「その時よりもパンチが効いた」ものに仕上げ、4月の初防衛戦の時と同様に東日本大震災の被災者へのメッセージも縫いつけた。世界戦初KOを収めた6カ月前の感触をよみがえらせ、再び被災地を勇気づける。

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2011年11月4日のニュース