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八重樫“奪還”に気合「強いお父ちゃんを見せる」

[ 2011年10月24日 06:00 ]

テレビ東京・紺野あさ美アナ(左)と大橋未歩アナ(右)から激励され笑顔の八重樫

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ

(10月24日 後楽園ホール)
 2度目の世界挑戦に臨むWBA世界ミニマム級4位・八重樫東(28、大橋)が23日、東京都文京区で行われた前日計量に臨み、王者ポンサワン・ポープラムック(33、タイ)と同じリミットを100グラム下回る47・5キロでパスした。

 好戦的な王者に対し八重樫は「自分のボクシングを貫くだけ。打ち合いが全てじゃない。戦術を踏まえて楽しい試合を見せたい」と、速さを生かした得意のスタイルでの王座奪取を誓った。

 大橋秀行会長は自身が世界王者だった93年に初防衛戦で失った黒いベルトを前にすると、愛弟子に奪還命令を下した。会長は八重樫が王座獲得を条件に家族と東京ディズニーランドに行く約束をしていることを聞かされると「俺が米国のディズニーランド旅行をプレゼントしてやるよ」とニンジン作戦も発動した。

 八重樫は昨年10月に彩夫人(27)と結婚。圭太郎君(6)、志のぶちゃん(11カ月)も生まれ、支える家族も増えた。「“強いお父ちゃんをみんなに見せるんだ”と思ってリングに上がる」と力強く締めくくった。

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