実現なるか？石井ＶＳ鈴木　全日本決勝では石井の２勝１敗

柔道全米体重別選手権

　約２年８カ月ぶりの柔道復帰戦で圧倒的な実力を見せつけ“全米王者”となった石井慧（２４）。試合後には２９日の柔道全日本選手権で４年ぶりの優勝を飾った鈴木桂治（３０）に対し「米国王者のメダルをかけて全日本で優勝した鈴木桂治選手と戦いたい。彼に度胸があるなら」と挑戦状を叩きつけた。

　鈴木と石井は国士舘大の先輩後輩の間柄。柔道全日本選手権では０６年から３年連続決勝で対決し、石井の２勝１敗。０６年は石井が鈴木を破り１９歳で初優勝。鈴木の３連覇を阻んだ。０７年は鈴木がリベンジ。０８年は石井が優勢勝ちし、北京五輪切符を獲得した。