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鋭いワンツー披露 粟生キッパリ「必ず防衛する」

[ 2011年4月2日 16:51 ]

初防衛に向け調整する、WBCスーパーフェザー級チャンピオンの粟生隆寛(右)

 ボクシングのトリプル世界戦(8日・神戸ワールド記念ホール)で初防衛を目指すWBCスーパーフェザー級チャンピオンの粟生隆寛(帝拳)は2日、東京都内の帝拳ジムで練習を公開し「状態はすごくいい。チャンピオンであることを意識して練習してきた。必ず防衛する」と表情を引き締めた。

 22歳の挑戦者ウンベルト・グティエレス(メキシコ)は粟生と同じ左構え。この日の3ラウンドのスパーリングもサウスポーを相手に行われ、粟生は鋭いワンツーや力のこもった左パンチを繰り出した。

 WBCフェザー級王者の長谷川穂積(真正)、同スーパーバンタム級王者の西岡利晃(帝拳)の防衛戦を含めた8日の試合は、東日本大震災を受けて東京から会場を変更し、復興支援慈善試合として実施する。6日が27歳の誕生日の粟生は「一人でも多くの方を勇気づけられたらと思う」と話した。

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2011年4月2日のニュース