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大毅、ノンタイトル戦KO勝利で“支援”誓う

[ 2011年4月2日 06:00 ]

計量を終え安どの表情を浮かべる大毅(左)とマルティネス

54・0キロ契約 亀田大毅―ヘスス・マルティネス

(4月2日 沖縄県立武道館)
 WBA世界フライ級王座に続きスーパーフライ級で2階級制覇を狙う亀田大毅(22=亀田)が1日、沖縄・那覇市内でノンタイトル戦の前日計量に臨んだ。当初は53・3キロ契約の試合だったが、対戦相手の元WBC米大陸ライトフライ級王者、ヘスス・マルティネス(35=メキシコ)が東日本大震災で試合中止になったと思い込んで調整が遅れたため、急きょ54・0キロ契約に変更。両者ともにリミットちょうどでパスした。

 普段が62キロの大毅は「54キロも53キロも正直しんどいのは変わらへん。でも、ようここまで調整できたわ」。大震災の影響を思わぬ形で受けたが「みんなが明るくなるようにKOしたいな」と09年8月以来、1年8カ月ぶりのKO勝利を狙う。KOとセットだった“歌”は自粛。兄・興毅の物資支援に続き、ファイトマネーを全額寄付する大毅は被災地へ“拳”を利かせ、夢と希望の支援を誓った。

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2011年4月2日のニュース