タイトル奪取へ　久高「しっかり倒せるように」

ＷＢＡスーパーフライ級戦に向け練習する挑戦者の久高寛之

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフライ級タイトルマッチ（２３日・大阪府立体育会館）でタイトル奪取に挑む久高寛之（仲里ＡＴＳＵＭＩ）が１７日、大阪市内の所属ジムで練習を公開し「１２ラウンドあるのでチャンスは必ず来る。しっかり倒せるように意識している」とＫＯを誓った。

　５ラウンドのミット打ちなど約２時間、みっちりと汗をかいた。階級をフライ級から一つ上げて減量が楽になり、コンディションは万全という。「今の時点で元気に動けている。このまま本番に持っていけると思う」と明るい表情で話した。
　王者ウーゴ・カサレス（メキシコ）は左右の構えを頻繁に変えるなど、老練さを持ち味とする。だが挑戦者は「右も左もできるように練習してきた。ストレート系のパンチは当てられると思う」と自信を示した。