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【RAW】21世紀に80年代スター復活!(WWEモバイル)

[ 2010年11月26日 06:00 ]

ダスティ・ローデスら、懐かしのスターが集結した(WWEモバイル提供)

 現地11月15日に行われたRAWは、ペンシルバニア州ハーシーズで行われた。今回のショーは、番組のオープニングからテーマ曲、実況スタイルまで“ワールド・レスリング・フェデレーション”と称していた80年代の“オールドスクール”スタイルで行われた。

 冒頭はいきなりWWE王者ランディ・オートンの父“カウボーイ”ボブ・オートンが登場、インタビュアーは“ミーン”ジーン・オーカーランドといったところだ。しかし、ネクサスのリーダー、ウェイド・バレットはWWEの遺産、先輩に敬意を示さないどころかWWE王座奪取をアピールする始末である。さらに「任意で部門を問わず、王座に挑戦できる」マネーインザバンク権を保持するザ・ミズまで登場、権利行使によってWWE王座に挑むと威かくした。ところが、そこへシナが現れた。彼は次回PPV王座戦でウェイドがオートンを破って王座を手にすればネクサスから離脱、ウェイドが負けたらWWEから解雇されるという究極の二択が懸けられた立場だ。そのためにも、シナはミズに今夜での勝負を要求、WWE王座挑戦を阻みに出た。

 2人の対戦ではミズが非公認試合であることを指摘、弟子のアレックス・ライリーに代理参戦をさせるという裏をかいてみせたがシナは圧勝を収めた。ところが、その直後にWWE王者オートン、さらにネクサスが乱入、RAWゼネラルマネージャーはオールドスクール流の解決策だと、シナとオートンに対してパイパーズ・ピット出演を命じた。

 メーンイベントで設けられたパイパーズ・ピットでは司会で”ホットロッド”の異名を持つ“ラウディ”ロディ・パイパーが登場、シナに対して「中立公正の立場になって裁かないとなると、それは我々先輩達に対して唾を吐く行為も同然だぞ」と釘を刺した。するとウェイドが現れ、パイパーの言葉を一笑に付すとともに、シナの運命がウェイドの勝敗にかかっていることを改めて告げた。そして、王者オートンが現れた。彼はシナと対峙、シナにパントキックを浴びせることができると凄んだ。シナが売り言葉に買い言葉で挑発すると、なんとオートンはいきなりウェイドに殴りかかった。すると、シナがウェイドをかばうように割って入った。

 オートンはシナがウェイドをかばった時に生じた隙を狙ってRKOを敢行、さらにパントキックを狙ったがウェイドの乱入でかわされてしまい、逆にシナのフィニッシュ技で沈められてしまった。ウェイドはシナに右手を掲げるように要求したが、シナはウェイドもフィニッシュ技で沈め、強要されたネクサスのシャツを脱ぎ捨て、大いに沸く場内から去っていった。

 試合は3時間特番ということで10戦が行われた。それらの試合では新旧のスター対決も実現、「現在のRAWスーパースター達が80年代へタイムスリップしたら、こうなっただろう」とでも思わせる内容で、会場に集ったファンは充実の3時間を堪能した。

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ

≪試合結果≫

【1試合目】
○IC王者ドルフ・ジグラー vs. “セクシャル・チョコレート”マーク・ヘンリー●(ノンタイトル・マッチ)

【2試合目】
○WWEタッグ王者組ジャスティン・ゲイブリエル&ヒース・スレーター vs. ザ・ハート・ダイナスティ●(ノンタイトル・マッチ)

【3試合目】
○エゼキエル・ジャクソン vs. ブルックリン・ブロウラー●(オープン・チャレンジ・マッチ)

【4試合目】
○ジョン・シナ vs. アレックス・ライリー●

【5試合目】
○サンティーノ・マレラ&ウラディミア・コズロフ vs. ユーソー・ブラザーズ●

【6試合目】
○コフィ・キングストン vs. デヴィッド・オトゥンガ●

【7試合目】
○ウェイド・バレット vs. R-トゥルース●

【8試合目】
○アルベルト・デル・リオ vs. サージェント・スローター●

【9試合目】
○メイ・ヤング vs. レイ・クール●(ノーDQマッチ)

【10試合目】
○ダニエル・ブライアン vs. ジャック・スワガー●(インタープロモーショナル・マッチ)

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2010年11月26日のニュース