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絶好調!長谷川が手応え「絶対に勝つ」

[ 2010年11月26日 06:00 ]

計量を終え、ファイティングポーズをとる長谷川(左)とブルゴス(右)

 プロボクシングのダブル世界戦(26日、名古屋市・日本ガイシホール)の前日計量が25日、名古屋市内で行われ、4選手そろって一発でパスした。

 WBC世界フェザー級王座決定戦に出場する長谷川穂積(29=真正)は、リミットを100グラム下回る57・0キロでクリア。「絶好調。バンタム級(リミット53・5キロ)に比べて体が非常に軽くなった」と減量苦から解放された手応えを口にした。
 4月にモンティエル(メキシコ)に4回TKO負けを喫しWBC世界バンタム級王座から陥落。試合後に右あごの骨折が判明し、10月24日にはがんで母・裕美子さん(享年55)を亡くした。そして、約7カ月ぶりの再起戦はいきなり2階級上のフェザー級、国内初の飛び級での2階級制覇挑戦。「どんなに泥臭くてもこの試合は絶対に勝つこと」と長谷川。ボクサー人生の岐路となる大一番のゴングがついに鳴らされる。

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2010年11月26日のニュース