阪神・佐藤輝明が雪辱宣言「次は打つ」チーム5月6勝8敗、4カード連続勝ち越しなしも前向く

[ 2026年5月18日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神0─1広島 ( 2026年5月17日    甲子園 )

<神・広(8)>6回、佐藤輝は大飛球を放つも中飛に倒れる(投手・岡本)(撮影・北條 貴史)
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 阪神は17日の広島戦(甲子園)で今季初めて「0―1」敗戦を喫した。得点圏に走者を進めた3度の好機を生かせず、7回1失点と好投した先発の才木浩人投手(27)を援護できなかった。5月に入って打線の状態が急降下し、このカード初戦に続いて今季2度目の零敗。4番・佐藤輝明内野手(27)は「あと一本が出るように」と野手の思いを代弁した。チームは5月6勝8敗と苦しみ、藤川球児監督(45)は「グッとこらえてやっていくところ」と攻撃陣の復調を願った。 

 猛虎打線が、あと一本に泣いた。3、4、7回と得点圏に走者を進めながら、本塁が遠い。3回2死満塁では、森下の強烈な当たりが中飛になる不運。1点を追う7回1死二塁は、売り出し中の代打・嶋村、高寺が、2番手の高に抑えられた。4万2622人が入ったスタンドの期待は、ため息に変わった。

 たった1点が重くのしかかり、今季初の0―1敗戦。開幕から38試合連続で得点を重ねたチームが、カード初戦の15日に続き今季2度目の零敗を喫した。7回1失点と好投した才木を援護できず。4番・佐藤輝が、野手陣の悔しさを代弁した。

 「あと一本が出るように頑張るだけです」

 打撃主要3部門でリーグトップに立つ主砲の調子自体は、決して悪くない。4回先頭では右前打を放って好機を演出し、6回の中飛も、強い浜風に阻まれていなければフェンスを越えていたような大飛球だった。ただ、どれだけ内容が良くてもチームが敗れれば、言葉数が少なくなるのも当然だった。

 「今は、今日も含めて行ったり来たりの状態ですから、グっとこらえてやっていくところですかね」

 藤川監督は湿りがちな打線の現状をそう受け止めた。4カード連続で勝ち越しがなく、首位ヤクルトに再び2差に広げられた。原因は明白。つながりを欠く打線が、そのまま勝敗に直結している。

 17勝9敗1分けと好調だった3、4月はチーム打率.264を誇ったのに対し、.221と急降下した5月は目下6勝8敗で黒星が先行する。チャンスメークにも苦しみ、4月26日広島戦で左手首を骨折した近本の不在が重くのしかかる。それでも指揮官は、努めて前を向いた。

 「かみ合うのを待つしかないですね。我慢ですね」

 先発が好投しているにもかかわらず、得点力不足で敗れる試合が目立つ。その現実を背負うようにして、主砲・佐藤輝は「次に当たったら打てるように頑張ります」と、この日は無得点に封じられた先発・岡本への雪辱を誓った。やられたらやり返す。そして、先発陣への借りは、必ずバットで返す。(倉世古 洋平)

≪4試合17打席連続無安打≫

 〇…阪神・森下は4打数無安打に終わり、これで4試合、計17打席連続ノーヒットになった。初回の第1打席で三ゴロに倒れると、0―0の3回2死満塁の好機では快音を響かせたものの中飛。以降も三ゴロ、右飛に打ち取られた。これで12日ヤクルト戦の第5打席で満塁弾を放ったのを最後に、「H」ランプがともっていない。開幕から猛虎打線をけん引してきた25歳は試合後、「切り替えてやっていきたい」と短い言葉に気持ちを込め、クラブハウスへと引き揚げた。

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