阪神・佐藤輝明 4番復帰で輝き増した“昼王”が決勝打&単独キング11号 今季11発中8発デーゲーム

[ 2026年5月17日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神3─1広島 ( 2026年5月16日    甲子園 )

<神・広(7)>4回、11号ソロを放ちポーズを決める佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 阪神は16日の広島戦(甲子園)に3―1で勝利し、連敗を2で止めた。4試合ぶりに4番に入った佐藤輝明内野手(27)が、4回にバックスクリーン左へリーグ単独トップの11号ソロ。初回1死二、三塁では決勝となる先制の右前適時打を放ち、勝利打点を両リーグトップの6へ伸ばした。前日15日の初戦から「TORACOデー」として開催。女性ファン向けイベントが多数行われた恒例のカードで、デーゲームに強い虎の大砲のバットが火を噴き、首位のヤクルトに1差に迫った。

 佐藤輝の打球は一瞬、外野フライと思った打球がスタンドまで届く。この日は見逃せばどうかという際どい球も豪快に運んだ。

 「うまく打てたと思います。いい角度で上がってくれた。捉え方は良かった」

 2点リードで迎えた4回先頭の2打席目。カウント2―2から森下の外角低めの変化球を拾った。聖地特有の浜風は弱くてもグングン伸びた打球はバックスクリーン左へ着弾した。リーグ単独トップに躍り出る11号ソロは、右腕から投手別では最多となる通算5本目の一撃。広い甲子園でのアーチ量産のコツを完全につかんでいる大砲の一振りに、この日ばかりはひときわ黄色い声援が飛んだ。

 勝利を決定づけるダメ押しの放物線だけではない。V撃もこの男のバットだった。初回1死二、三塁の絶好機。2球で追い込まれながらフルカウントに持っていった6球目、高めに浮いてきた外角のチェンジアップをコンパクトに右前へはじき返した。同学年の村上を序盤から強力援護し、勝利打点6は両リーグトップだ。

 前日15日から女性ファン向けの恒例イベント「TORACO DAY」が始まった。集まった声をもとに選出された8選手がメインビジュアルに選出され、口周りにヒゲをたっぷりとたくわえたダンディーな虎の大砲も球場外周に設置された写真に納まっている。自身のタオルを持ったファンも多く来場した中、TORACOのハートを撃ち抜く豪快な一撃。ヒーローインタビューでは2人の小学生からの質問にも丁寧に答え「頑張ってしゃべってくれたので良かった」と喜んだ。

 4試合ぶりの4番。“定位置”に戻った男は今季11本塁打のうち実に8本がデーゲームで放ったものだ。デーゲームの打率・415、8本塁打、18打点はいずれもリーグトップ。ヒーローインタビューの最後は「明日からも戦いは続いていくので、温かいご声援をよろしくお願いします!」と締めた。1勝1敗で迎えるきょう17日の第3戦もデーゲーム。打撃3部門でトップををひた走る虎の大砲の進撃は、止まりそうにない。(石崎 祥平)

 ○…佐藤輝(神)が4回にリーグ単独トップの11号ソロ。森下(広)からは昨季3月28日のマツダ以来通算5本目で、甲子園では4本目。投手別では並んでいた戸郷(巨)と高梨(ヤ)の4本を抜いて単独最多になった。

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