【赤星憲広氏 視点】個々が打席で感じた“情報”は重要 巨人・竹丸―岸田のバッテリーに苦戦

[ 2026年3月28日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神1―3巨人 ( 2026年3月27日    東京ドーム )

<巨・神(1)>4回、空振り三振に倒れる佐藤輝 (撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 阪神打線は、巨人の竹丸―岸田のバッテリーにうまくやられた。初対戦の1巡目は真っすぐ中心で、近本や佐藤輝が、その真っすぐを空振りしているのを見れば、球速以上に球威も切れもあるのだろう。2巡目からは一転チェンジアップを軸とする配球に変わり、左打者にも多投されて佐藤輝や中野が空振り三振に倒れている。

 今後も何回も対戦する相手。タイミングを早く取る、ポイントを前にする、打席の位置を変えるなど対策はさまざまある。また直球とチェンジアップのどちらの球種に絞るのかなど、データに基づくチームとしての方針は必要だが、森下のように真っすぐもチェンジアップも安打にした選手もおり、個々が打席で感じた“情報”は、もっと重要になる。同じ相手に2度も3度もやられてはいけない。

 この日の一戦を通して巨人が変わったと感じた。やろうとする、目指す野球が垣間見えた。例えば初回に松本が粘って11球目に四球を選ぶと、次打者の泉口は1ボールからの2球目にヒットエンドランを仕掛け、右前打で一、三塁。村上はリズムに乗る前にこの回に2点目を奪われたのが痛かった。エンドランだけでなく三塁走者の「ゴロ・ゴー」や、二盗…。打順1番と4番の助っ人に本塁打を浴びたが、その間にいる2番打者と3番打者の嫌らしさ。阪神は黒星スタートとなったが、2戦目以降のその辺りの対応に注目したい。(本紙評論家)

続きを表示

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月28日のニュース