カブスが65年ぶり記録!5回に1イニング6四球 すべて押し出しで得点 パイレーツ救援陣が大誤算

[ 2024年5月12日 09:58 ]

ナ・リーグ   カブス-パイレーツ ( 2024年5月11日    ピッツバーグ )

5回、交代を告げられたパイレーツ2番手・ニコラス(AP)
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 カブスは11日(日本時間12日)、敵地でのパイレーツ戦で1イニング6四球と65年ぶりの記録を打ち立てた。

 1-6出迎えた5回無死一塁、復帰戦となった鈴木誠也が遊撃内野安打を放ち一、二塁に好機を広げたところで、2023年ドラフト1巡目(全体1位)で指名され、この試合がデビュー戦となったパイレーツの超有望株、先発・スキーンズが球数84球に達し、降板した。

 ところが、パイレーツ救援陣が大誤算で2番手・ニコラスが3者連続押し出し四球、3番手・フレミングも押し出し四球を与えて1点差。さらにトークマンの遊撃内野安打でカブスが5点差を追いついたところで急に雨が強まり、中断となった。

 2時間20分の雨天中断を経て、カブスが6-6の5回2死満塁の好機から試合を再開。打席の鈴木が4番手・ホルダーマンから押し出し四球を選び、勝ち越し点をゲット。次打者・ベリンジャーも押し出し四球でリードを広げ、この回一挙7点を奪い、5点ビハインドをひっくり返した。

 すべて押し出しと得点に結び付いた6四球について、大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者が自身のX(旧ツイッター)で「カブスが5回に6四球を獲得したのは、1959年4月22日にホワイトソックスが7回に8四球を獲得して以来」と65年ぶりだったと紹介した。

 カブスはこの回に8-6と逆転に成功したが、その裏、2番手・トンプソンが逆転3ランを被弾。すぐに試合をひっくり返された。

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