江川卓氏　投手コーチが水とタオル持ってマウンドに行く行為に「ずいぶん選手に気を遣う時代になった」

江川卓氏
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　元巨人の江川卓氏（68）が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。投手コーチが試合中にタオルとペットボトルを持ってマウンドに向かう行為について持論をぶつけた。

　江川氏は「ずいぶん選手に気を遣う時代になっているという印象」と切り出した。

　汗は自分で何とかしろという時代に現役生活を送った江川氏。ユニホームの後ろポケットにタオルを入れてマウンドに立っていたが「登板中に拭くことはなかった」と振り返った。

　コーチが水やタオルを持って行く行為に対して、江川氏は「汗をかいていたり喉が渇いているのが相手に分かってしまう。相手に分かるというのは野球ではマイナス」と指摘した。

　ただ、現代は「水分補給しないとダメとみんなが思っているので“ああ水分補給か”としか考えないんでしょうね」と、考え方そのものが変わってきていると続けた。