野球殿堂博物館で「野球報道写真展」　初日は栗山英樹氏が訪問　WBCの熱戦を伝える写真に感慨深げ

＜野球報道写真展2023＞オープニングセレモニーに出席し写真と同じポーズをする栗山英樹氏（撮影・西尾　大助）
Photo By スポニチ

　公益財団法人「野球殿堂博物館」（東京都文京区後楽）で、9日から企画展「野球報道写真展2023」がスタートした。来年2月12日まで開催。

　東京写真記者協会との共催で、今回で9度目。スポーツニッポン新聞社も含めた東京写真記者協会加盟各社のカメラマンが撮影した、23年シーズンの野球界のハイライトを収めたベストショットの中から写真66点が展示された。

　大谷（エンゼルスからFA）らが出場し、09年以来14年ぶりに世界一に輝いた今年3月のWBCの写真も約15点、展示。初日のこの日はそのWBCで侍ジャパン監督を務めた栗山英樹氏が訪問。歓喜の瞬間を収めた数々の作品に「いろいろなことを思い出す」と感慨深げに語った。

　展示された66点から、来館者の投票で最優秀の作品を選出する。栗山氏はWBCで右手小指を骨折しながらもプレーを続けた源田（西武）の写真に1票を入れ「野球界にとって大きな意味があった。感謝している」と話した。