日本ハム・王柏融が退団へ「日本を離れ、次なるキャリアの機会を」台湾3冠王も5年で15本塁打

[ 2023年11月13日 14:50 ]

王柏融
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 日本ハムの王柏融外野手(30)が13日、自身のインスタグラムを更新。退団することを明かした。

 王柏融は「この重要な人生の節目において、今感じていることを述べさせて頂きます」と記し「この数年間、私は故郷を離れ、たくさんの事を学び、言葉では表せないほどの貴重な経験をさせていただきました。まずは北海道日本ハムファイターズに深く感謝を申し上げます。球団の細やかな配慮とサポートのおかげで、練習や試合に集中できました」と球団の支援に感謝した。

 その上で「シーズン終了後、私は球団と密接に連絡を取り合い、将来について議論を重ねました」とし「また、この期間中、自分の選択について何度も考え、家族とも深く話し合いました。
最終的に、私は日本を離れ、次なるキャリアの機会を求めることを決断しました。球団が私の選択を理解し尊重してくれたことに感謝しています」と退団することを明かした。

 そして「日本で応援してくださったファンの皆様、球団監督、コーチをはじめ、関係者の皆様、チームメイトの皆様に改めて感謝いたします。皆さんのサポートが私を成長させ、日本での経験を貴重で忘れられないものにしてくれました」と思いを記し「新天地でも引き続き頑張って参ります。感謝の気持ちを胸に、未来に向かい突き進みます。応援ありがとうございました!」と結んだ。

 王柏融は「大王」の愛称で親しまれ、台湾球界の3冠王として鳴り物入りで19年に日本ハムに入団。21年は出場95試合で自己最多の9本塁打をマークも、22年は打率・063で自身初の本塁打なしに終わった。同年オフに育成契約となり、今年7月に支配下に復帰していた。通算成績は270試合で719打数169安打、打率・235、15本塁打、97打点。

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