広島連勝「10」でストップ 野間が小園が痛恨失策 新井監督は責めず「取り返すチャンスある」

[ 2023年7月29日 06:00 ]

セ・リーグ   広島2―7阪神 ( 2023年7月28日    甲子園 )

<神・広>3回、森下の右前打を後逸する野間(撮影・北條 貴史)
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 広島は28日、阪神との首位攻防初戦に2―7で敗れ、連勝は10で止まった。1点を追う3回に小園海斗内野手(23)の右中間三塁打で追い付き、野間峻祥外野手(30)の左前打で勝ち越したものの、直後に2人の失策が絡んで再逆転を許す痛恨。1日にして2位に後退した。29日の第2戦、大型連勝の反動に陥るわけにはいかない。

 19年5月以来の11連勝には届かなかった。10連勝中は全て3失点以下だった堅守にほころびが生じ、1日にして2位に後退。敵地で阪神との首位攻防初戦に敗れ、後半戦初黒星を喫した新井監督は表情を変えず、淡々とした口調で言葉を発した。

 「まだ50試合以上ある。順位的なものは気にしていない。返上するもの。(ヤマ場は)まだ先にあると思う」

 ミスで流れが一気に変わった。逆転に成功した直後の3回、1死から近本の遊ゴロを小園がファンブル。中野の四球で一、二塁になると、今度は野間だ。森下の右前打を大きく後逸。2人の走者を相次いで生還させ、再逆転を許す痛恨だった。

 野間「もう、あそこが今日は展開的に全てだった。明日からも(試合は)あるので、しっかり反省したい」

 小園「イレギュラーはしたけど、しっかり対応しないと。僕の守備から流れが悪くなってしまったので、守備からリズムをつくれるようにやっていきたい」

 反省の弁を口にしながら、帰りのバスへと歩を進める2人。1点を追う直前3回の攻撃では、そろって白い歯を見せていた。2死二塁で、小園が右中間へ同点三塁打を放つと、続く野間も勝ち越し打を左前へ運んだ。歓喜は一瞬。天国から地獄とはこのことだ。

 「野球にはエラーが絶対ある。ミスは起こるから。それと同時に取り返すチャンスもある。この次が大切。また次に期待したい。一戦一戦、また明日しっかり頑張りたい」

 新井監督はミスを責めず、従来通りの言葉で選手に奮起を促す。振り返れば4月2日のヤクルト戦。同点の8回、村上の二塁打に適時失策が重なって決勝点を献上し、開幕3連敗を喫した。当事者の野間は、しかし、奮起して2番に定着した。首位攻防第2戦。名誉挽回の活躍に期待だ。(江尾 卓也)

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