中日がロッテから加藤匠馬を無償トレードで獲得 今オフ3件目の成立

[ 2022年12月26日 14:30 ]

加藤匠馬
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 中日がロッテから加藤匠馬捕手(30)を無償トレードで獲得することが26日、分かった。近く両球団から発表される。野球協約第105条による移籍で、11月に広島から巨人に復帰した長野と同じケース。中日は今オフ3件目のトレード成立で、加藤匠は2年ぶりの古巣復帰となる。

 加藤匠は青学大から14年ドラフト5位で中日に入団。強肩を武器に19年にはキャリアハイとなる92試合に出場したが、木下、石橋の台頭によって出番が減り、21年6月に加藤翔との交換トレードでロッテに移籍。今季は24試合に出場して打率・111だった。

 中日は今オフに山下、A・マルティネス、桂が退団し、新人を含めた捕手登録が6人となった。また、今季31試合に出場した石橋が右肘と左膝のクリーニング手術を受け、開幕は微妙な状況で、捕手の補強が課題となっていた。

 ◇加藤 匠馬(かとう・たくま)1992年4月29日生まれの30歳。三重県出身。三重高から青学大を経て14年ドラフト5位で中日に入団。強肩を武器に19年には自己最多の2試合に出場。21年6月にトレードでロッテに移籍し、今季は24試合出場で打率・111。通算では207試合出場で打率・178、2本塁打、18打点。1メートル75、76キロ。右投げ右打ち。

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2022年12月26日のニュース