オリックスと吉田正のポスティング会談「近日中」 福良GMは慎重「球団のことも話をしないと」

[ 2022年11月2日 05:00 ]

<オ・ヤ>9回、吉田正(中央)はサヨナラ2ランホームランを放ち、中嶋監督(左)と抱き合う(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 海外FA権を取得する前に大リーグ移籍を目指す際に利用するポスティングシステムの申請手続き期間が1日、スタートした。

 阪神・藤浪が同制度での移籍を目指し、DeNA・山崎も挑戦を視野に入れて球団と話し合いを続けている。所属球団が制度利用を認めた場合、日本野球機構(NPB)を通じて大リーグ機構(MLB)に契約可能選手として通知される。交渉期間は昨年までの30日間からMLB側からの要望で45日間に延長され、12月15日に締め切られる。選手は獲得を望む全てのメジャー球団と交渉可能。契約が成立すれば契約金と年俸の総額に応じて日本球団への譲渡金の額が決まる。

 同システムを利用してのメジャー挑戦の意思を持つ吉田正について、福良GMは「話し合いは近日中にあると思う。ポスティングですからね。本人の気持ちは分かるけど、球団のことも話をしないと」と慎重に言葉を選んだ。球団として容認するかどうかについても「まだ分からない。まず話を聞いて、本人が、どれだけの希望を持っているのか」と話すにとどめた。

続きを表示

2022年11月2日のニュース